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風の森の新しいシリーズ【S(エス)風の森】未来酒度★★
【蔵元コメント】
白い葡萄や洋ナシ、口に含むと白い苺のような香りも膨らみます。
上立ちは穏やかながら、液体の中に多層的な香りが閉じ込められている印象です。
Launch Editionと同じく、吉野杉をふんだんに使用した新蔵だからこそ、杉の香りがほどよくレイヤーとして感じられます。
味わいは透明感のある甘味と軽快な酸味がバランスよく調和し、磨いていない米でありながらも非常に瑞々しさが感じられます。
無農薬・無化学肥料という大地のエネルギーを活かして栽培された米だからこそ表現される、葛城山麓地区の大地の魅力・ポテンシャルをしっかりと感じていただける味わいです。
【S(エス)風の森】
■未来酒度を決める3つの要素
“未来酒度”は地球環境の保全や持続可能な未来へ向けた、日本酒の3つの要素の総合評価によって、星の数で価値基準を表現します。
1、環境負荷 水、電力の種類、農薬化学肥料の使用量など
2、田んぼの地力 田んぼやその土中の生物の多様性など(土分析による数値化)
3、地域への貢献度 農家への適正な利益配分や、里山への理解や寄付など
という3つの要素の総合評価によって、星の数で価値基準を表現します。
① S風の森 「葛城山麓産秋津穂+里山基金への寄付(50円/本)+自然エネルギーによる酒造り」
② S風の森 ★ 「①に加え、減農薬による環境負荷の少なさゆえ評価される」
③ S風の森 ★★ 「①に加え、農薬化学肥料の不使用による環境負荷の少なさゆえ評価される」
④ S風の森 ★★★ 「①③に加え、田んぼの地力の豊かさ、地域貢献度の高さゆえ評価される」
「S風の森」では上記のように、ボトルに未来酒度を表示します。これによってお客様がこのお酒が生まれた環境や消費行動が、持続可能な未来に向けた行動かどうかの目安を知ることができます。
■「S」に込める想いとは、
・SATOYAMA/里山
・SCENE/景色、情景
・SANROKU/山麓
山麓蔵は葛城山麓地区の棚田の真ん中に位置します。
「風の森」の名前の由来となった、風の森峠を見渡す棚田の真ん中で、この里山の風景・景色を100年先に繋いで行きたい。
この地に醸造家が身を置き、この地で収穫された秋津穂を使う事で、葛城山麓地区の魅力を余す事なく映し出した酒を造ります。
■3つの約束
①葛城山麓産の秋津穂を使用
-天然の湧き水から作られる酒米「秋津穂」
-環境負担の少ないお米作り
-農薬化学肥料の不使用による環境負担の少ない栽培
②精米歩合 90%前後
-葛城山麓の風土をS風の森に転写する意味を込めて
できるだけお米を削らない
③奈良酒の伝統技法の応用
-古典技本菩提元研究会、古典技法によるお酒造り
そやしみず、高温発酵、菩提元など奈良酒の技法を使用
大地のエネルギーを使って、現代でしかできないお酒造りを融合させて造っていきます。
☆ぜひ特集されたYoutube動画もご覧ください!
【2024年11月28日に放送されました蔵元団体J.S.P運営YouTube】
- タイプ
- -
- 原材料
- 米(国産)、米麹(国産米)
- 原料米
- 奈良県御所市葛城山麓産秋津穂 特別栽培米
- 精米歩合
- 非公開
- アルコール分
- 14%
- 日本酒度
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- 酵母
- -
- 酸度
- -
- アミノ酸度
- -
【蔵元紹介】
油長酒造株式会社
奈良県御所市中本町
創業1719年。それまで営んできた製油業から酒造業へ転じる際、酒の命とも言える良質の水を求め、現在の地に蔵を築きました。
地下100mの深井戸から汲み上げる水は、葛城山や金剛山に降った雪や雨が長い時間をかけて地層にしみ込み、地層をくぐり抜ける間に、鉄やマンガン、有機物など酒造りに大敵の成分が取り除かれます。
代表銘柄は「風の森」、「鷹長」。
「風の森」
1998年に発売開始。生産量は現在約200石。2001年から、純米酒・純米吟醸・純米大吟醸の純米系のみの仕込みになりました。
地の水と、地の米と、地の風土にこだわった、オンリーワンの酒造り。
原料米には山田錦、雄町、露葉風、キヌヒカリ、アキツホを使用し、地元産のアキツホに最も重点を置いています。
笊籠採り(イカキどり)...
無濾過生原酒に頑ななまでにこだわり、常温でも生ヒネしない酒質にするために、12代目蔵元・山本氏が考案した独自の搾り方。モロミの中に、笊籬状(いかきじょう)のスクリーンを沈めて、モロミと清酒を分離する画期的な技法で、搾る際に酒が空気に晒されるのを防ぎます。
これは、長時間空気に晒される吊るし取りを凌ぐと考え、蔵元は所蔵していた全ての斗瓶を廃棄しました。