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酒粕の香りを秘めた白州を巡るサステナブル・スピリッツ
【蔵元コメント】
1750年の創業以来、白州の大自然と歩んできた七賢。
料理人として自然の恩恵を享受してきた巨匠、アラン・デュカス。
日本酒の搾り粕である酒粕に含まれた華やかな香りを有するアルコールを蒸溜することで取得する焼酎(スピリッツ)を、同じく白州の地でウイスキーづくりを行うサントリー白州蒸溜所の樽で熟成させることで、世界で唯一無二の蒸溜酒が生まれました。
日本酒の製造過程の副産物である酒粕は、伝統的な和食の調味料として愛されてきました。
しかし時代の変化とともにその需要は低下し、大量の酒粕が産業廃棄物として処理されてきました。
七賢は、廃棄される酒粕の現状を新たな価値創造の機会と捉え、酒粕の中に秘められた可能性を探究し、世界でも希少な方法で焼酎への変革に成功しました。
七賢の特徴である吟醸酒由来の吟醸香が清涼感あふれる爽やかさを強調し、ウイスキー樽で熟成させることでまろやかさが生まれ、味わい全体が複層的で、複雑性を帯びる風味へと昇華しました。
蒸溜後の酒粕には、米の栄養が凝縮されており、山梨県を代表する和牛の飼料として再利用されています。その堆肥は、山々の麓を彩る美しい稲穂に使われ収穫されたふくよかな米は酒造りのために磨かれます。やがて、調和のとれた循環のリズムが白州の大地に響き渡ります。
全ては、時を超えて語り継がれる名水を守るために。
七賢とアラン・デュカスが共感する伝統と革新の理念は21世紀にふさわしい持続可能な循環ストーリーとして自然と共生する未来の醸造を約束します。
“私は今年初めに、大変純粋な水の源である甲斐駒ヶ岳のふもとを訪れました。
山梨を訪れ、このスピリッツが樽から出てくる瞬間を初めて味わう機会を得ました。
このコラボレーションは、何よりも人、尊敬、そして職人技の物語です。 そしてこれらは私にとってこのスピリッツの三本の柱です。”
シェフ アラン・デュカス
- タイプ
- スピリッツ
- アルコール分
- 37度