大号令の個性が光る「菩提酛」での仕込に挑戦！

数量超限定でリリースされた「菩提もと」、この度火入で再入荷いたしました。とはいえ、既に蔵完売品。入荷も今回限りとなっております。

日本酒度が＋15の辛口、大号令らしい厚みある味わいとしっかりとした酸をもっています。暑い時期ではありますが、ぜひ燗で味わってみてください。菩提もとならではの複雑味が、やわらく優しい旨味となり穏やかに広がります。燗冷ましもまた良し。


【蔵元コメント】
馬上酒造では3BYより、江戸時代に確立したといわれる「生酛」でのお酒を仕込んでいましたが、この度さらに時代を遡り、室町時代にみられた「菩提酛」での仕込に挑戦しました。
「菩提酛」は春夏秋等の温暖な時期の酒造りに用いられてきたとされる製法で、馬上酒造の伝統的な道具や春の仕込時期の環境と合わさり、よりその地域や酒蔵の「個性」が出るのでは？との思いと、生酛より古い伝統技術からの学びの為に挑戦させていただきました。


【大和屋酒舗と村上杜氏】
村上杜氏は、学生時代に大和屋酒舗でアルバイトをし、広島の竹鶴酒造と滋賀県の北島酒造で酒造りを行い、この度地元広島の馬上酒造にて杜氏を務めることになりました。
ちなみ奥さんは『志和別荘　大和花』にも務めて頂いていたと言う、大和屋酒舗に縁深いお2人。