10年熟成のプルミエ・クリュは本当に希少

【インポーターコメント】
ようやく分けてもらえました！かねてよりお願いしていたベッカーさんのバックヴィンテージピノ・ノワール！
シュタインヴィンガートとはVDP認定のプルミエ・クリュクラスの畑で、貝殻石灰岩土壌の隆起が激しく、ミネラル感が前面に表現されています。
2012年は温暖な年でまさにグレートヴィンテージ。
10年熟成のプルミエ・クリュは本当に希少です。

【裏ラベルについて】
訳文は以下となります。

Leider　ist　es　uns　momentan　von　Amts　wegen　auferlegt,　einige　unserer　eingefuehrten　und　traditionsreichenen bezeichnungen unerkenntkich zu machen.
「残念ながら、現在私たちは公的機関から、いくつかの伝統的な表記を認知できないようにすることを義務付けられています。」

ご存知の通り、ベッカーさんの所有する畑の7割はフランス領にあります。
ベッカーさんが展開されている単一畑のシリーズというのはかつての旧区画名となり（ドイツワイン法上ではシュヴァイゲン村の畑は全てゾンネンベルクとされています）、フランス側の区画については旧区画名を名乗ることが許されていないようです。
テロワールを表現する、というVDP、ベッカーさんサイドの方向性からするとドイツワイン法のこの措置は納得のいくものでなく、このように上貼りをすることで主張をしているようです。

ベッカーさんのワイナリーとしての歴史は周りに対しての反骨の歴史でもあるように思います。
今回のベッカーさんの対応もそういった姿勢が強く感じられる『ベッカーさんらしいエチケット』になっているのではないでしょうか♪