芯の通った硬質なリースリング

【インポーターコメント】
『ハンドヴェルク=手作業』を意味する、醸造所のベーシッククラス。
カルミットの北向き畑で標高の高い斜面のリースリングを使用。
土壌はもちろん石灰岩土壌。
ステンレスタンクでの熟成。
柑橘系の果実味、硬質なミネラル、シャープな酸。
程よく緊張感のある、芯の通った硬質なリースリング。


【ユルゲン・ライナー】
深化を続ける南ファルツのビオディナミスト。
ドイツナチュラルワイン界の旗手的存在。

ユルゲン・ライナー醸造所は40年以上の歴史を誇る家族経営のワイナリーです。
地中海性気候の影響を強く受ける非常に湿潤で温暖な気候帯である南ファルツ、イルベスハイム村に醸造所を構えています。
現当主のスヴェン・ライナーさんは数々の名門ワイナリーでの研修後2005年に醸造所当主となり、就任当初からビオディナミ農法を実践、2011年にはデメター、2020年にはリスペクトの認証を獲得しています。
ワイン評論家のスチュアート・ピゴット氏からも今最も注目すべき若手醸造家として取り上げられたこともあり、早々に彼の評価はうなぎ上りに。
その後も様々なワイン評価誌で激賞を受け、今やドイツのナチュラルワイン界を牽引するような存在となっています。

こだわり！その１　ライン渓谷最高標高の畑『カルミット』
ライナー醸造所のフラッグシップともいえる畑が『カルミット』。
地質年代2,700万年の石灰質土壌で、ライン渓谷の中でも最も高い標高となっています。
風通しもよく、昼夜の寒暖差も確保できることから、ピノ系品種やリースリングを中心に多種多様なワインのラインナップを展開しています。

こだわり！その２　畑を取り巻く環境へのリスペクト
ライナーさんのワインにはラベルに必ず虫がプリントされています。
ワイン造りは自然へのリスペクトなしには成しえないというライナーさんの信念から、畑の益虫をそのデザインとして採用されています。