2020年度金賞受賞。とろけるようなウイスキー

【インポーターコメント】
18年間の熟成に使用された樽の特徴と色をそのまま生かしたとろけるようなウイスキー。
ウイスキーを形作るチョコレートとスパイスの風味を通して贅沢な甘みが広がります。
2020年度「サンフランシスコ・ワールド・ウイスキー・コンペティション」において金賞受賞。

【色味】
ディープアンバー
【香り】
濃厚で温かみがあり、チョコレートとクリーミーなバニラの香り、そしてリッチなハニーの甘さをすっきりとしたスパイスが和らげます。
花のようなフルーティーさからシトラスとアップルの爽やかさに変化していきます。
【味わい】
溢れるほどのチョコレートの風味がはちみつがけのスパイスとクリスマスケーキと折り重なります。
フローラルな香りがする一方で、シトラスと青リンゴの爽やかな風味が素晴らしいロングフィニッシュに華やかさを与えます。


【プルトニー蒸溜所】
1826年創業の最も古い蒸溜所の１つであるプルトニー蒸溜所は、スコットランド本土の北部、北海に面した漁港の町ウィックにあり、「海のモルト」の故郷として愛されています。
ウィックの土地柄を完璧なまでに体現した味わいが魅力で、力強い酒質でありながら、繊細な柔らかさもあります。
海辺の貯蔵庫にて潮風をうけながら熟成されることで、海風のような爽やかな潮の香りが漂うウイスキーが出来上がります。

プルトニー蒸溜所のポットスチルは一風変わっており、ネックの先端が途中で切れています。
これは、蒸溜所の建設の折、スチル納品の時になって初めて、先端が蒸溜所の天井より背が高いことがわかり仕方なくネックを途中で切り、ラインアームをつなげる形となったというエピソードがあります。
偶然ながら、これがオールドプルトニーの軽やか且つボディのある酒質を生み出すに至りました。