※店舗と在庫を共有しているため、在庫のある商品でも欠品している場合がございます。
※同業者の方や転売目的のご購入と思われるご注文はお受けできません。
幻の酒復活!泡盛でも焼酎でもない、琉球スピリッツ
【蔵元コメント】
イムゲー(芋酒)。
訳して、庶民の芋酒。
沖縄県産の芋と、県産の黒糖を用いて三次仕込みで作られた新ジャンルの琉球スピリッツです。
「芋焼酎」は麹に水と酵母を加えて発酵させる一次仕込み、 さらに甘藷(琉球芋)を加えて発酵させる二次仕込みで造られますが、IMUGE.は二次仕込みの後、さらに黒糖を加えて発酵させる三次仕込みを行います。
イムゲーのこの「甘藷(琉球芋)」に「黒糖」という組み合わせは、 現代ではほかに例がなく、画期的といえます。
それによってIMUGE.ならではの独特の味わいが生まれました。
■100年前に愛されたその味わいは
まずは、グラスにそのまま注いで薫りを楽しんでください。
まるで蜂蜜のような濃厚で華やかな香りです。
口に含んだ瞬間、紅芋に由来する柑橘の爽やかな香りと果実·花のような華やかな風味を呈し次に、鼻孔に泡盛の特徴的なバニラやカラメルのような甘くて重厚な風味が来ます。
飲み口は軽くキレがあって飲み飽きしません。
ロックや炭酸割り、トニックウォーター割りがおススメです。
■なぜ消えた?知られざるイムゲーの歴史
中世の沖縄の主食は、16世紀に大陸より伝わった 台風にも強い芋(甘蒲)でした。
米を原料とする泡盛は高価な上納品で、大衆には各家庭で作る「芋酒」が離島も含め、広く愛飲されていました。
明治に入り、泡盛は酒税法により課税されましたが、イムゲーは自家製酒(内地でいうところのどぶろくでしょうか)ということで、無税扱い、益々大衆に広まっていきました。
明治29年発行「沖縄県統計書」によると、泡盛の製造戸数272戸に対し、イムゲー戸数はなんと、7566戸も!
しかし、1898年法律により自家製酒の製造が禁止され、厳しい摘発も行われたことにより、自家製酒が殆どで市場に流通していなかった「イムゲー」は大正末期には姿を消してしまったのです。
■未来への挑戦~IMUGE.を第2の地酒に
イムゲーの原料となる黒糖は沖縄の特産品、甘藷も琉球王朝時代は主力生産品でした。
現在では需要が無い為、甘藤の生産量は全国トップの鹿児島県の100分の1程度しかありません。
イムゲーを広めることで、県内の甘藷の生産を復活させ、農業を元気にして、「地産」、「地消」、「地活」という沖縄を活気づけるサイクルの実現を目指します!!
- タイプ
- スピリッツ
- 原材料
- 紅芋(沖縄県産)、米麹(タイ産米)、粉黒糖(沖縄県産)
- 使用麹種
- -
- 使用酵母
- -
- アルコール分
- 25度