※店舗と在庫を共有しているため、在庫のある商品でも欠品している場合がございます。
※同業者の方や転売目的のご購入と思われるご注文はお受けできません。
芋焼酎の新たな可能性!芋焼酎は蒸留で進化する!
焼酎の未来を切り開く
まったく新しい発想から造り出された本格焼酎
感情で揺さぶる松露
「colorful」「genshu.シリーズ」など、新しいコンセプトを提案し、焼酎が飲まれるシーンを広げるべく取り組んでいる松露酒造が次に打ち出す焼酎、「pentatonic one」。
初回の銘柄は「one」。製造においては、芋焼酎の新たな可能性を探り、独自の蒸留方法によって香りや味に変化球を打ち出した。
2020年に製造された紫優原酒(むらさき芋製)を使用。これを再び間接加熱のみでゆっくりと蒸留し、数種類に分けた香りの違う留液の中から必要とする区画だけを厳選しブレンドしたものを、おおよそ75%の原酒に即時加水し仕上げられた。
ヨーグルトやレモン、花といった豊かな薫りが特徴。ストレートはもちろん、ソーダで割ることでも心地よい芳香と蒸留酒らしい飲みごたえを発揮している。
代表取締役兼杜氏 矢野 裕晃氏
柔軟な感性とアイディアで焼酎の可能性を広める
宮崎県串間市。創業当時より、地元串間で定番の焼酎「松露」をはじめ、「心水(もとみ)」「松露黒麦」などの芋焼酎を主に製造。
近年は「colorful」など新しいスタイルの焼酎も製造。華やかな香りを使ったものや希少な柑橘の皮を使った焼酎リキュールなど、従来の焼酎に囚われない作り手の1人。
コンセプトの根幹は「いつも飲めるもの」。 強い香りなどの特徴をあえて酒質に与えないことで、棘のないまろやかな味わいに仕上げることを目指している。
【pentatonic シリーズ】
世界を見据えた唯一無二の本格焼酎
日本独自の蒸留酒である本格焼酎。その複雑で精緻な製造工程の中でも、もっとも重要な作業のひとつ「蒸留」に注目し、これまでにないまったく新しい方法を取り入れ誕生したのが「pentatonic」シリーズだ。
芋焼酎の蒸留において、原料の香りはその成分ごとに蒸留されてくるピークのタイミングが異なる。
そこで、通常4時間ほどかかる蒸留のうちある特定の沸点を抜き出すことにより、狙った香り成分を抽出することが可能となる。pentatonicは、蒸留中にどのタイミングでどの成分が溜出されるかを厳密に分析し、複数の蒸留ポイントで得られた原酒をブレンド。原料である芋の香りを深く突き詰めた商品となっている。
今回初の販売となるpentatonicシリーズは、宮崎県食品開発センターの協力のもと、柳田酒造、松露酒造が共同して開発。約1年半の試行錯誤を経て第1弾の製品化となった。それぞれの蔵で造られたpentatonicは、製造方法を同じくしつつも、柳田酒造では原料に「紅はるか」を、松露酒造では「紫優」を使用し、蔵独自の味わいで仕上がった。
pentatonic とは、日本民謡等にあらわれる五色音階のことで、今回の製法である分画蒸留、そしてその融合から織りなされるものをイメージして名付けられた。また、音階でいう「ド」にあたる音が「宮(きゅう)」と呼ばれることから、宮崎の2蔵からスタートし音楽のように様々な垣根を超えて本格焼酎が世界の蒸留酒と肩を並べていくことを目指しており、今後新しい蔵の参加も予定されている。
pentatonicは、柳田のandromeda、松露のONEといった開発コードが設定されており、芋の品種や溜出区分を変えながら新しい芋焼酎を目指して成長していくプロジェクトとなっている。海外への展開を視野に入れ、日本が誇る本格焼酎という蒸留酒文化を新しいスタイルで提案していく。
- タイプ
- 本格焼酎
- 原材料
- さつまいも(宮崎県産紫優)、米麹(タイ産米)
- 使用麹種
- -
- 使用酵母
- -
- アルコール分
- 40%