蔵人による試験醸造第二段！

【蔵元コメント】
蔵人による試験醸造第二段！本試験醸造は、普段雅楽代で使用してる901号酵母ではなく、1401号酵母によるお酒です。
同系統の酵母ではありますが、901号では出ない香りや、酸の感じ方が新しい雅楽代の味わいの可能性を秘めています。
1401号酵母をしようした雅楽代が今後新たに生まれるかも！？

■テイスティング
上立ち香は月華や鳴神より彩度の淡い涼やかな吟醸香がほのかに香ります。
背景にはほんのり甘い香りが漂い、白ブドウ味のラムネのような感触です。
口に含むと軽やかなガス感と丸みを帯びた甘味に始まり、波状にだんだんと米の滋味ともいえる酸味や旨味が立体感を伴って広がってきます。
ワイングラスで冷酒で飲むと、酸味やガス感が際立って前菜や軽いつまみを誘うような、お猪口やもっきりでひやで呑めば、丸さや五味、旨味の立体感が整ってより味の濃い食事と合わせて晩酌に向くような味わいです。
決して派手ではないんですが、様々な日本酒の楽しみ方をする人各々に合った提案ができる、そんな何兎をも追える酒かと思います。


【天領盃酒造】
新潟県佐渡市。
1983年佐渡にあった3蔵が合併し、天領盃酒造の前身である佐渡銘醸株式会社を創業。
2019年新ブランド「雅楽代」並びに「THE REBIRTH」をリリース。
”心ときめく瞬間を創っていくお酒”を目指して、日々品質向上に挑んでいます。