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人気焼酎「旭萬年」蔵元が醸すTRYシリーズ!
【蔵元コメント】
4代目蔵元の兄・渡邊幸一朗さんと弟・潤也さんの兄弟で醸す「朗らかに潤すTRY」シリーズが限定入荷しました。
今季は、自家栽培の「シルクスイート」で醸す、新たなトライが詰まった1本です。
「白麹ゴールド」という初めて使用する麹菌で仕込み、どっしりとした深い甘みではなく、ほどよい香ばしさと甘みがありキレの良い味わいに仕上っています。
軽快な飲み口と上品な甘み、スッとキレる味わいは、和食やフレンチなど食事を選ばず活躍してくれそうです。
ほのかにフローラルや柑橘を思わせる華やかな香りもあり、カクテルやソーダ割りなどジャンルを越えた可能性も感じさせる芋焼酎です。
【蔵元コメント】
■朗らかに潤すとは
創業から100年以上に渡り、代表銘柄である「旭萬年」を受け継いでまいりました。
代々受け継いできた銘柄であるからこそ変えられない、変えてはならない、守るべき味わいもあります。
いつ飲んでもしみじみ旨い、「旭萬年」はそんな変わらぬ美味しさを伝える銘柄でありたいと思っています。
良くも悪くも変化を好まない人は多く存在します。
私たち兄弟も様々な経験を積み技を磨いてまいりましたが「旭萬年」の枠からはみ出ぬよう細心の注意を払いながら造りを続けてまいりました。
しかし、少しずつではありますが気候・環境が変わり、それに合わせた農業・醸造も変化していかねばならないと感じるようになった時、当酒造場のフィロソフィーである「風土で醸す」という想いは変えず、兄弟二人で様々な試みに取り組みながら、新たなステージを目指すことにしました。
兄(幸一朗)と弟(潤也)のどちらが欠けても再現することのできない「旭萬年」ではない新たな銘柄を二人で共に造り上げました。
二人の名を象徴する文字を一字ずつ取り「朗らかに潤す」
挑む(CHALLENGE)のではなく、試みる(TRY)
何かに挑むという固い感じではなく、あくまで自然体で様々なことを試みるという少し緩めのスタイルで取り組んでまいります。
この商品は、2021年9月に行ったWEB投票(お芋総選挙2021)で選ばれた「シルクスイート」という品種で仕込んだ芋焼酎です。
本来、造り手が自ら追い求める味わいを再現するために原料を選定すべきなのですしょうが、原料の栽培から始めることが当たり前である当酒造場では、病気に強く育てやすい品種を選んでしまう傾向にありました。
しかし、それを飲み手の皆様にゆだねることで今までにない味わいが生まれるはずです。
そして、それは私たち兄弟の農業・醸造の技術と経験の向上に繋がると信じています。
■Let us TRY!
この企画は投票だけでなく、植付け・収穫・仕込みの参加も可能です。
今年の作付け品種は「あいこまち」でしたが、南九州で猛威を振るう基腐病の影響で、予定していた苗の確保が困難になってしまったため、急遽同系統の品種を複数作付けし、混醸することになりました。
中心となる品種は「あいこまち」のままですが、その他に「なるっ子、紅まさり、タマオトメ、あまあかり、紅はるか、クイックスイート」を栽培中です。そして、次回の投票「お芋総選挙2023」は9月を予定しています。
■シルクスイートとは
シルクスイートは、カネコ種苗オリジナルの交雑品種のサツマイモです。
「春こがね」と「紅まさり」を交配させて生まれ、絹のように滑らかな舌触りで甘いことからシルクスイートと名付けられました。
実際に栽培してみて思ったことは、前年作付けした「花魁」などの古い品種と比べ、各段に栽培しやすく且つ収量も多いということでした。
梅雨が極端に短かった昨年の天候も影響しているのかもしれませんが、さすが近年品種改良された品種です。表皮は今まで栽培した紅芋の中でも一番濃く深い紅色で、肉色は上質なカスタードクリームのような色でした。食味はしっとりとし滑らかな舌触りで、命名の由来を感じられるような食感です。
そしてなにより甘い!少し甘みのタイプが違うのですが、過去に栽培した「白安納」に匹敵するほどの甘みで、蒸留後の焼酎にもこの甘みが感じられます。
今回は白麹ゴールドという初めて使用する麹菌で仕込んだため、どっしりとした深い甘みではなく、ほどよい香ばしさと甘みがありキレの良い味わいに仕上がっています。
- タイプ
- 芋焼酎
- 原材料
- 甘藷(宮崎県産)、米麹(宮崎県産米)
- 使用麹種
- 河内菌白麹ゴールド
- 使用酵母
- 野生酵母(蔵付き・外気・土由来)
- アルコール分
- 25%