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人気焼酎「旭萬年」蔵元が醸すTRYシリーズ!
【蔵元コメント】
今回ご案内いたします焼酎は、毎年WEB投票「お芋総選挙」にて選出された芋を栽培し仕込む「朗らかに潤すTRY2023」です。
今回は本来「あいこまち」という品種で仕込む予定でしたが、基腐病の影響により予定していた数量の苗の確保が困難になったため、急遽同系統の品種で足りない分を補いました。
そのため結果的に6種の紅芋で混醸しております。
全体の1/3は「あいこまち」が占めておりますが、その他に「タマオトメ」「あまあかり」「紅はるか」「紅まさり」「なるっ子」がほぼ均等な割合で入っております。
味わいは少し複雑ですが紅芋らしい強い甘みを感じることができます。
少し複雑というのは口に含むたびに紅芋の特徴だけれども毎回違った香りや味わいを感じるからです。
飲み手によって受け止め方が違った焼酎になるかもしれません。
まだまだ暑い日が続くので、ソーダ割りで軽快に赤い皮の香りを楽しむ呑み方がオススメですが、紅芋らしい甘みを愉しむなら断然お湯割りがオススメです。
【朗らかに潤すとは】
創業から100年以上に渡り、代表銘柄である「旭萬年」を受け継いでまいりました。
代々受け継いできた銘柄であるからこそ変えられない、変えてはならない、守るべき味わいもあります。
いつ飲んでもしみじみ旨い、「旭萬年」はそんな変わらぬ美味しさを伝える銘柄でありたいと思っています。
良くも悪くも変化を好まない人は多く存在します。
私たち兄弟も様々な経験を積み技を磨いてまいりましたが「旭萬年」の枠からはみ出ぬよう細心の注意を払いながら造りを続けてまいりました。
しかし、少しずつではありますが気候・環境が変わり、それに合わせた農業・醸造も変化していかねばならないと感じるようになった時、当酒造場のフィロソフィーである「風土で醸す」という想いは変えず、兄弟二人で様々な試みに取り組みながら、新たなステージを目指すことにしました。
兄(幸一朗)と弟(潤也)のどちらが欠けても再現することのできない「旭萬年」ではない新たな銘柄を二人で共に造り上げました。
二人の名を象徴する文字を一字ずつ取り「朗らかに潤す」
挑む(CHALLENGE)のではなく、試みる(TRY)
何かに挑むという固い感じではなく、あくまで自然体で様々なことを試みるという少し緩めのスタイルで取り組んでまいります。
本来、造り手が自ら追い求める味わいを再現するために原料を選定すべきなのですしょうが、原料の栽培から始めることが当たり前である当酒造場では、病気に強く育てやすい品種を選んでしまう傾向にありました。
しかし、それを飲み手の皆様にゆだねることで今までにない味わいが生まれるはずです。
そして、それは私たち兄弟の農業・醸造の技術と経験の向上に繋がると信じています。
- タイプ
- 芋焼酎
- 原材料
- 自家栽培あいこまち 他5種(田野町 梅谷)
- 使用麹種
- 河内菌白麹(宮崎市產 夏の笑み 新米)
- 使用酵母
- -
- アルコール分
- 25%