赤いバラの花を連想させる華やかな香り

【ワイナリーコメント】
山形県南陽市産のスチューベンを全て除梗し、アンフォラ(醸造用の素焼きの瓶)にて12～14日、スキンファーメント(*1)させました。圧搾後はシュール・リー(*2）で6カ月間、貯蔵。2021年春まで熟成させた後、ボトリングしました。

*1　スキンファーメント：果皮と共に発酵させること。
*2　シュール・リー：発酵終了後にワインをオリの上に貯蔵し、酵母の自己消化による旨味や風味などを付与させる醸造方法。


《SALONE ソムリエチームのテイスティング コメント》
◇香り＆味わい
赤いバラの花を連想させる華やかな香り、そしてアンフォラ熟成ならではの複雑で落ち着いた雰囲気が感じられます。またスチューベン由来の豊かな果実味、柔かいタンニンとマイルドな酸味が印象的な赤ワインです。
◇温度＆グラス
室温よりやや低めの温度からスタート。グラスは大振りなものよりも、飲み口の広いもの、またはコップ型のものがオススメです。飲み心地の良さとジューシーな味わいをより楽しめます。
◇料理との組み合わせ
アンフォラ由来の滑らかな飲み口を活かして、根菜を使った煮込み料理や、香りの相性の良い花山椒を利かせたお料理と楽しんではいかがですか？例えば
・花山椒を利かせたパプリカの和え物
・ボルシチ(サワークリームを添えて)
◇その他
冷えると硬く締まった印象になってしまうので、冷えすぎには気を付けましょう。 逆に温度が上がりすぎても味わいがぼやけてしますので、氷水などで温度が上がりすぎないよう召し上がってください。