雄町を多く手がける賀茂金秀の醸す"愛山"

麹米に雄町を多く使用する金光酒造が、その色を濃く受け継ぐ酒米「愛山」を使用して醸しました。

【蔵人コメント】
賀茂金秀の商品で雄町を麹米として多様しているのはご存知かと思われます。
「愛山」は「雄町」以上にお米が溶けやすく酒が造りにくいお米の一つと言われますが、そういったお米はまた魅力的に映ったりもします。
「雄町」をメインとして麹を造ってきたカモキンが「愛山」をどう表現されるのか？
純粋に造り手としての興味と、愛山という希少性のあるお米のポテンシャルを見てみたいとのおもいまから、愛山を入手しました。
使用した酵母（9号系）も広島県が開発を進めているのもので、香りと味のバランスの調和の取れたものになるよう年次改良がおこなわれています。春から冷蔵庫での熟成を得た「純吟　愛山」。
かわいらしい甘みと程よい酸が特徴のお酒になっていると思います。

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