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奈良のボタニカルとの出会い、ベーススピリッツへのこだわり
【蔵元コメント】
奈良県高市郡明日香村で採れたあすかルビーを贅沢に使用した、苺の甘い香りを纏った橘花ジン。
使用ボタニカル:ジュニパーベリー・大和橘・大和当帰・苺
〜朱華とは?〜
今回の商品に橘花KIKKA GIN 朱華と名付けたのですが、「朱華(ハネズ)」とは日本の伝統色で万葉集にもその名が見られる由緒ある色だそうです。
朱華色とは黄色がかった薄い赤色の事で、天武天皇や持統天皇の頃には親王の色とされ、平安時代には禁色にもなっていたほどです。
ちなみに朱華色の染色は退色しやすかったそうで、万葉集にも「移ろいやすい心」にかけて詠まれた歌があります。
橘花KIKKA GIN 700ml
橘花KIKKA GIN 150ml
橘花KIKKA GIN 朱華 150ml
「奈良のボタニカルとの出会い」
橘花ジンに使用しているボタニカルとの出会いは、まさに縁。
人との出会いが、橘花ジンをかたちづくるボタニカルとの出会いにつながりました。
■大和橘
「永遠に香っている果実」という意味の、非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)という名で伝わる小さな柑橘。日本に2000年ほど前から存在する日本の固有種で、不老長寿の実として大和に持ち込まれたという神話があります。小さな実から放たれる豊かな香りは別格です。「左近の桜」「右近の橘」として知られ、大和蒸溜所を立ち上げた油長酒造の家紋でもあります。
■大和当帰
日本書紀にもその名が残るほど古くから利用されている生薬。漢方薬には根が使われますが、橘花ジンには、セロリのような爽やかな香りとほのかな甘さを併せ持つ葉の部分を使用。穏やかでありながらみずみずしい風味を引き出しました。大和当帰は栽培に手間がかかるため生産者が減少していましたが、現在普及活動によって徐々に生産量が増えつつあります。
「ボタニカルの魅力を最大限に引き出す、ベーススピリッツへのこだわり」
大和橘と大和当帰の繊細かつ奥深い風味を活かすため、ベーススピリッツにはピュアでニュートラルなライススピリッツを採用。口当たりのやわらかさと、日本人に馴染みのあるお米が主原料であることも決め手でした。
- タイプ
- ジン
- アルコール分
- 43度