※店舗と在庫を共有しているため、在庫のある商品でも欠品している場合がございます。
※同業者の方や転売目的のご購入と思われるご注文はお受けできません。
勝沼醸造の最高クラス 単一畑の甲州種のみ使用 2022
【ワイナリーコメント】
単一畑「伊勢原」(特別畑)の比類なき白。香り、酸味、甘さの絶妙バランスで個性が極まる。
世紀の変わる2000年、私たちのワイナリーで小さな発見がありました。それまで中庸と言われてきた甲州ワインに、新たな品種特有香を見出したのです。
この年以降、この特徴的な香りを持つワインの完成度を高める努力が実り、2004年、ファーストヴィンテージが発表できました。そして、まさにこの年が、甲州ワインが世界に認められる元年となり、甲州ワインのテイスティングコメントに「柑橘香」が登場し始めるのです。我々の発見により、今では一般的になった柑橘香、このワインはこのように世界に評価される日本の甲州ワインの先駆けとなりました。
ワインの名前になっているイセハラとは、山梨県笛吹市を流れる一級河川、金川(カネガワ)の氾濫原であることが名前の由来となっている、金川原地域内の約2ヘクタールの土地、かつては小字名で伊勢原と呼んでいた場所を指します。
急こう配を一気に流れ下る河川が、何万年の間何度となく土砂を堆積し、洗い流し、この影響で、ブドウ畑の構造は日本では数少ない砂礫質の土壌を有し、非常に水はけがよい構造になっています。このためブドウは香りの基をより多く蓄積し、他とは全く異なったスタイルのワインを生み出します。日本の中で特別な風土を背景としたワインを是非ご堪能ください。
- タイプ
- 白 辛口
- 品種
- 甲州100%(特別畑)
- 産地
- 山梨県笛吹市
- アルコール分
- 10.5度
【ワイナリー紹介】
勝沼醸造株式会社
山梨県甲州市勝沼町下岩崎
1937年の創業以来、ぶどう産地"勝沼"に根ざし、「ワイン造りは農業である。良いワインを造るには良い原料が欠かせない。」と考え、 勝沼の風土での最大の可能性を求め続け、ぶとう栽培からワイン醸造まで一貫して手掛けています。
栽培に於いては、ぶどう一粒一粒の糖度を高めるため、1本の樹に成らせる実を制限する「垣根仕立て」方式を採用し、 ブドウの肩や先端を落として小さい房に仕上げ、また、余分な露を避けるため、雨除けハウスはかけず、一房ごとに傘をかけて、雨の多い梅雨時期などを乗り越えています。
先代の築いた歴史を受け継ぎクォリティーの高い日本のオリジナルワインを造る為に、1990年よりワイン用高級品種専用ぶ“欧州系ワイン専用品種”の自園栽培に着手。現在、白ワイン用品種「甲州」、「シャルドネ」、赤ワイン用品種「カベルネ・ソーヴィニヨン」、「メルロー」、「プチ・ヴェルド」、「カベルネ・フラン」、「小公子」を栽培しています。
もともと自農園であった畑に加え、町内の農家などから積極的に農地借受をすすめ、良質の原料確保に努め、甲州種のワイン造りとしては生産量、品質ともにトップのワイナリーで す。
フランス醸造技術者協会主催、国際ワインコンテスト『ヴィナリーインターナショナル』にて、「甲州特醸樽醗酵」が2003、2004と2年連続で銀賞受賞。「アルガブランカ イセハラ」が2010年に銀賞受賞。
また、イギリスで開催される国際ワインコンテスト「ワインアンドスピリッツコンペティション2004」では日本のワインで唯一の銀賞受賞。