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アルガブランカ ピッパ 樽醸造のアルガの白
甲州ぶどうの特性をさらに引き出すために樽貯蔵、瓶熟成を行った白ワイン。
フランスの国際的なワインコンクールで銀賞を受賞し、甲州ぶどうで造られたワインが、熟成により価値が高まることを証明しました。
【ワイナリーコメント】
かつて甲州で世界品質を目指すという大きな挑戦から誕生した樽発酵スタイルは、私たちにとって特別な思いがあります。
2000年代における国際ワインコンクールでの入賞など多くの評価をいただいた経緯は私たちの自信となり現在に至っております。
甲州のように非常に繊細なぶどう品種を樽内で発酵・育成することは、ぶどう由来の香味が隠れてしまいワインの構成が単純になることがあるため細心の注意が必要になります。
そんな中、私たちは海外のワイン生産者や有識者の仲間たちとの意見交換をし、どうしたらワインと樽が調和し、よりぶどうの果実の本来の風味を感じていただけるワインができるのか研究を続けています。
こちらのワインは甲州の持った個性を失うことなく、樽がワインの魅力を引き立てたバランスの整ったものになっています。
ワイン業界の権威により、全世界向けに1,368種類の世界主要ワイン品種が紹介されたWINE GRAPES誌の甲州の項目には、「勝沼醸造が樽発酵により印象的なヴァラエタルワインの一つを生産している」と大変嬉しい賛辞をいただきました。
- タイプ
- 白 辛口（樽発酵・瓶熟成）
- 品種
- 甲州
- 産地
- 山梨県
- アルコール分
- 10.8度
【ワイナリー紹介】
勝沼醸造株式会社
山梨県甲州市勝沼町下岩崎
1937年の創業以来、ぶどう産地"勝沼"に根ざし、「ワイン造りは農業である。良いワインを造るには良い原料が欠かせない。」と考え、 勝沼の風土での最大の可能性を求め続け、ぶとう栽培からワイン醸造まで一貫して手掛けています。
栽培に於いては、ぶどう一粒一粒の糖度を高めるため、1本の樹に成らせる実を制限する「垣根仕立て」方式を採用し、 ブドウの肩や先端を落として小さい房に仕上げ、また、余分な露を避けるため、雨除けハウスはかけず、一房ごとに傘をかけて、雨の多い梅雨時期などを乗り越えています。
先代の築いた歴史を受け継ぎクォリティーの高い日本のオリジナルワインを造る為に、1990年よりワイン用高級品種専用ぶ“欧州系ワイン専用品種”の自園栽培に着手。現在、白ワイン用品種「甲州」、「シャルドネ」、赤ワイン用品種「カベルネ・ソーヴィニヨン」、「メルロー」、「プチ・ヴェルド」、「カベルネ・フラン」、「小公子」を栽培しています。
もともと自農園であった畑に加え、町内の農家などから積極的に農地借受をすすめ、良質の原料確保に努め、甲州種のワイン造りとしては生産量、品質ともにトップのワイナリーで す。
フランス醸造技術者協会主催、国際ワインコンテスト『ヴィナリーインターナショナル』にて、「甲州特醸樽醗酵」が2003、2004と2年連続で銀賞受賞。「アルガブランカ イセハラ」が2010年に銀賞受賞。
また、イギリスで開催される国際ワインコンテスト「ワインアンドスピリッツコンペティション2004」では日本のワインで唯一の銀賞受賞。
