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ついに登場、純米大吟醸 "露葉風(つゆはかぜ)"
風の森〈507シリーズ〉
お米をたくさん磨いてデリケートに発酵を進め、滑らかな質感、豊かな果実味を最大化したシリーズ。
"露葉風"は奈良県でしか生産されていない酒造好適米です。
これまで油長酒造では70%精米の純米 しぼり華を醸造していました。これは露葉風のもつ特殊な心白の特性上、高精白には向かないのではという判断から70%精米の純米酒のみを生産していました。
しかし、近年露葉風の品質は生産農家の方々の努力もあり、年々向上しており、本年のお米は高精白にも充分対応できる酒造好適米でした。
露葉風独特の複雑味を併せ持った酒質は、風の森シリーズの中でも個性的なものです。
今回、他の風の森のラインナップと同様に、7号系酵母を使用し、超低温長期醪で発酵を進め、露葉風の個性を引き出しました。
純米大吟醸らしい透明感のあるきれいな味わいと、露葉風独特の複雑味を同時に感じられます。
心白がとても大きく、調和のとれた複雑味のある味わいがその特徴です。ただ綺麗なだけではなく、奥行きと立体感のある酒質をお楽しみください。
風の森の新ラインナップ、「純米大吟醸 露葉風」を是非お試しください。
※お一人様に付き2本までのご注文とさせて頂きます。
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「風の森」の酒名は同市内にある風の森峠から付けられました。
峠付近は、日本で一番早く稲作が行われた地域だといわれ、金剛山麓から強く吹き抜ける風を避け五穀豊穣を祈願して、風の神である志那都彦神(しなつひこのかみ)を祭神とする「風の森神社」が近くの森に祀られています。
『風の森』の定義
*全量、濾過器やフィルターを通さず無濾過である
*通年、一切火入れをせず、また一切割り水をしない、生原酒である
*全量純米酒で、アルコールを一切添加しない
- タイプ
- 純米大吟醸
- 原材料
- 米、米麹
- 原料米
- 露葉風100%
- 精米歩合
- 50%
- アルコール分
- 17度
- 日本酒度
- 非公開
- 酵母
- K-7系
- 酸度
- 非公開
- アミノ酸度
- 非公開
【蔵元紹介】
油長酒造株式会社
奈良県御所市中本町
創業1719年。それまで営んできた製油業から酒造業へ転じる際、酒の命とも言える良質の水を求め、現在の地に蔵を築きました。
地下100mの深井戸から汲み上げる水は、葛城山や金剛山に降った雪や雨が長い時間をかけて地層にしみ込み、地層をくぐり抜ける間に、鉄やマンガン、有機物など酒造りに大敵の成分が取り除かれます。
代表銘柄は「風の森」、「鷹長」。
「風の森」
1998年に発売開始。生産量は現在約200石。2001年から、純米酒・純米吟醸・純米大吟醸の純米系のみの仕込みになりました。
地の水と、地の米と、地の風土にこだわった、オンリーワンの酒造り。
原料米には山田錦、雄町、露葉風、キヌヒカリ、アキツホを使用し、地元産のアキツホに最も重点を置いています。
笊籠採り(イカキどり)...
無濾過生原酒に頑ななまでにこだわり、常温でも生ヒネしない酒質にするために、12代目蔵元・山本氏が考案した独自の搾り方。モロミの中に、笊籬状(いかきじょう)のスクリーンを沈めて、モロミと清酒を分離する画期的な技法で、搾る際に酒が空気に晒されるのを防ぎます。
これは、長時間空気に晒される吊るし取りを凌ぐと考え、蔵元は所蔵していた全ての斗瓶を廃棄しました。