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「風の森」25周年の集大成
【蔵元コメント】
今年2023年、「風の森」は25周年を迎えることができました。
ここに今まで風の森を手に取ってくださった全てのお客様に心より御礼申し上げます。
風の森 未来予想酒Ⅰは、25周年の限定酒として25年後の風の森をイメージして醸造いたしました。
テーマは「5種の微生物」。
中世以前のお酒のように多様な微生物の営みによって多重層化した香りや味わいを実現したいと思いました。
現代の日本酒では酵母、黄麹菌、の2種、もしくは乳酸菌を加えた3種の微生物で造るのですが、本製品はこれに加え、ピキア属菌、白麹菌にも活躍してもらった史上初の日本酒です。
25年後の世界では、多様な微生物を日本酒造りにカムバックさせることで、一層豊かで深みのある日本酒を造ることができる時代になるのではないかと未来予想します。
油長酒造株式会社 十三代 山本長兵衛
「真中採り」とはあらばしりと責めの部分を大幅にカットし、 香り、旨味、酸のバランスが最適な部分のみを瓶詰めした 特別な風の森です。いっそう透明感のある味わいとなります。
※お一人様に付き2本までのご注文とさせて頂きます。
- タイプ
- -
- 原材料
- 米、米麹
- 原料米
- <奈良県産>秋津穂100%
- 精米歩合
- 50%
- アルコール分
- 14度
- 日本酒度
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- 酵母
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- 酸度
- -
- アミノ酸度
- -
【蔵元紹介】
油長酒造株式会社
奈良県御所市中本町
創業1719年。それまで営んできた製油業から酒造業へ転じる際、酒の命とも言える良質の水を求め、現在の地に蔵を築きました。
地下100mの深井戸から汲み上げる水は、葛城山や金剛山に降った雪や雨が長い時間をかけて地層にしみ込み、地層をくぐり抜ける間に、鉄やマンガン、有機物など酒造りに大敵の成分が取り除かれます。
代表銘柄は「風の森」、「鷹長」。
「風の森」
1998年に発売開始。生産量は現在約200石。2001年から、純米酒・純米吟醸・純米大吟醸の純米系のみの仕込みになりました。
地の水と、地の米と、地の風土にこだわった、オンリーワンの酒造り。
原料米には山田錦、雄町、露葉風、キヌヒカリ、アキツホを使用し、地元産のアキツホに最も重点を置いています。
笊籠採り(イカキどり)...
無濾過生原酒に頑ななまでにこだわり、常温でも生ヒネしない酒質にするために、12代目蔵元・山本氏が考案した独自の搾り方。モロミの中に、笊籬状(いかきじょう)のスクリーンを沈めて、モロミと清酒を分離する画期的な技法で、搾る際に酒が空気に晒されるのを防ぎます。
これは、長時間空気に晒される吊るし取りを凌ぐと考え、蔵元は所蔵していた全ての斗瓶を廃棄しました。