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初リリース「奈良のお米」 ×「奈良の酵母」の限定酒
風の森より初リリースの奈良県独自の酵母「山乃かみ酵母」と、奈良県の秋津穂を使用したお酒です。「山乃かみ酵母」とは、奈良県の三輪山の麓、お酒の神様「大神神社」の神域のササユリから採取された酵母。とのこと。
「山乃かみ酵母」由来の凛とした森の木を感じさせる香り、酒米「秋津穂」磨き65%の旨味がありながら、風の森らしいガス感の軽快さもある絶妙なバランス。癒される香りの絶賛の美味しさです。
ぜひ定番化していただきたいと思わせるハイクオリティな仕上がりです。
「風の森」の酒名は同市内にある風の森峠から付けられました。
峠付近は、日本で一番早く稲作が行われた地域だといわれ、金剛山麓から強く吹き抜ける風を避け五穀豊穣を祈願して、風の神である志那都彦神(しなつひこのかみ)を祭神とする「風の森神社」が近くの森に祀られています。
『風の森』の定義
*全量、濾過器やフィルターを通さず無濾過である
*通年、一切火入れをせず、また一切割り水をしない、生原酒である
*全量純米酒で、アルコールを一切添加しない
【蔵元コメント】
奈良のお米 × 奈良の酵母 今回、奈良県の秋津穂米と、奈良県固有の「山乃かみ酵母」で、“より奈良らしく“を目指す風の森の 新たな世界が垣間見えるのではないかと、風の森で初めて「山乃かみ酵母」を使用いたしました。
■山乃かみ酵母とは
平成24年春に三輪山の麓、お酒の神様、大神神社の神域においてササユリから分離採取された奈良県独自の酵母です。三輪山西麓にある古代の酒器などが出土した山ノ神遺跡にちなみ、「山乃(やまの)かみ」と命名されました。
この酵母で醸した風の森は、まるで三輪山の麓にいるような、森の木々のような香りが特徴的です。普段の風の森に使用している7号酵母と、酵母こそ違うものの、無濾過無加水の生酒や、超硬水の仕込水といった風の森の特徴はそのままに醸造しております。山乃かみ酵母で醸す、普段の7号酵母とは違った風の森。ぜひ一度お試しくださいませ。
―能登半島地震への支援-風の森 山乃かみお買い上げ1本につき100円を、令和6年能登半島地震で被災された酒蔵への義援金として石川県酒造組合連合会の義援金口座に寄付させていただきます。 被災された方々に、油⻑酒造蔵元社員一同心よりお見舞い申し上げます。
- タイプ
- 純米
- 原材料
- 米、米麹
- 原料米
- 奈良県産秋津穂100%使用
- 精米歩合
- 65%
- アルコール分
- 16度
- 日本酒度
- -
- 酵母
- -
- 酸度
- -
- アミノ酸度
- -
【蔵元紹介】
油長酒造株式会社
奈良県御所市中本町
創業1719年。それまで営んできた製油業から酒造業へ転じる際、酒の命とも言える良質の水を求め、現在の地に蔵を築きました。
地下100mの深井戸から汲み上げる水は、葛城山や金剛山に降った雪や雨が長い時間をかけて地層にしみ込み、地層をくぐり抜ける間に、鉄やマンガン、有機物など酒造りに大敵の成分が取り除かれます。
代表銘柄は「風の森」、「鷹長」。
「風の森」
1998年に発売開始。生産量は現在約200石。2001年から、純米酒・純米吟醸・純米大吟醸の純米系のみの仕込みになりました。
地の水と、地の米と、地の風土にこだわった、オンリーワンの酒造り。
原料米には山田錦、雄町、露葉風、キヌヒカリ、アキツホを使用し、地元産のアキツホに最も重点を置いています。
笊籠採り(イカキどり)...
無濾過生原酒に頑ななまでにこだわり、常温でも生ヒネしない酒質にするために、12代目蔵元・山本氏が考案した独自の搾り方。モロミの中に、笊籬状(いかきじょう)のスクリーンを沈めて、モロミと清酒を分離する画期的な技法で、搾る際に酒が空気に晒されるのを防ぎます。
これは、長時間空気に晒される吊るし取りを凌ぐと考え、蔵元は所蔵していた全ての斗瓶を廃棄しました。