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厳選された酒米を高度に精白し、米とリンゴ酵母等、蔵の極秘伝承の技術を駆使して醸し出された大吟醸。
蔵元が語る、純米大吟醸【幻】赤箱
昔と云っても昭和二十年代まで皇室新年の御用酒と云う制度がありました。
それは全国品評会で第一位から第三位に入賞した酒屋が、そのお酒を一升瓶二本に入れ絹の布でつつみ、桐の箱に入れて皇室に献上できるというものでした。
そのお酒は皇室で正月の神事に御神酒として使われるのであります。酒屋にとってこれほど栄誉なことはございません。
そのため酒屋はコストと労力を全くかえり見ずにこの品評会に出品するお酒を造ります。
米は高精白し、粟粒くらいの米の芯だけにして、それにリンゴから採った酵母など当社極秘伝承の技術を駆使して造りました。
これにより、当社は昭和二十三年から二十五年までの三年間、皇室新年御用酒の栄を賜った訳です。それは考えられる限りの資力と労力を投入して、極限をつきつめて造ったお酒です。
その時のお酒を再現して造りましたのがこの「幻」です。
※専用箱が大きいため、他の商品と同梱が出来ません。個別発送商品となります。
専用箱がご不要の場合は、備考欄にご記入ください。
- タイプ
- 純米大吟醸
- 原材料
- 米、米麹
- 原料米
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- 精米歩合
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- アルコール分
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- 日本酒度
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- 酵母
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- 酸度
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- アミノ酸度
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【蔵元紹介】
中尾醸造株式会社
広島県竹原市
安芸の小京都とも呼ばれる竹原市は、瀬戸内海に面した風光に恵まれたところです。
そのような環境から、江戸時代には製塩業が盛んで、全国各地に送られており、塩が届くと「竹原が来た」といわれる程に有名でした。
そして、その当時の浜旦那と呼ばれた塩田の主人や塩の商人、そして文化人達が住んだ町並みが今でも当時のまま残っています。
また竹原市は別名「安芸の小灘」ともいわれ、早くから酒造りが盛んな地でありました。
現在、3軒の造り酒屋が日本酒を造っていますが、江戸時代(1657年)には、15軒、最盛期の大正時代には30軒も有ったという記録が残っています。
そんな中、当蔵は明治4年に創業し、初代店主の、「瀬戸内の海の幸と共においしく飲める、広島ならではのうまい酒を造りたい」という意志を引き継ぎ、清らかで柔らかな水と、地元で収穫される良質な米を使った日本酒造りを信条としております。