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瀬戸内の太陽が育んだ白ワイン
【ワイナリーコメント】
2019年、瀬戸内醸造所の苗木の委託栽培プロジェクトにより、三原市高坂町のぶどう園「Rocto(ロクト)」にて、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンの栽培が始まりました。
2023年は収穫3年目のヴィンテージです。
前ヴィンテージ【2022 三原ソーヴィニヨンブラン セミヨン】は、サクラアワード 2024 ダブルゴールドを受賞しました
三原市高坂町は瀬戸内地域の雨が少ない温暖な気候・海抜240mと、ワイナリーが建つ海沿いに比べると朝晩の寒暖差がある生産地。
傾斜地に立地し、日照時間が長く水はけが良いぶどう栽培の適地で、穏やかな酸で豊かな果実味のぶどうが栽培されています。
ぶどうの栽培園は「三原の小さな葡萄園 仏通寺ぶどうRocto」。
瀬戸内醸造所の思いに共感し、弊社のためにワイン用ぶどうを栽培しても良いと500本の苗木栽培が始まりました。
園主の名は陶さん、若き生産者です。
生食用の経験はありながら、初めてのワイン用品種。
試行錯誤をしながら丁寧に栽培しています。
Roctoの生食用ぶどう畑の中の一角にある、瀬戸内醸造所用ぶどうの委託栽培区画。
その区画のみのぶどうで造った、“フィールドブレンド“のワインです。
収穫は酸が落ちる直前まで樹上で熟すのを待ちました。
圃場で丁寧に選果しながら生産者と瀬戸内醸造所スタッフが手作業で収穫し、醸造棟へ。
さらに手作業で選果しながら除梗し、フリーランと適切な圧力でやさしく絞ったプレスランにより発酵をスタートさせました。
2023年は、よりソーヴィニヨン・ブランの個性を感じる爽やかさが印象的。
その後に伸びる後味はセミヨンの厚い果実味。
蜜のようなトロリとしたテクスチャー、味わいはそのままに。
ぶどうの果実感を残すため、粗濾過で仕上げました。
瀬戸内の太陽が育んだ白ワインです。
魚介との相性を意識したワインです。
その他、柑橘や酢を使った酸味のあるお魚や野菜のお料理、または厚い果実味にバターやミルクを使った濃厚な洋食とも相性が良いです。
- タイプ
- スティル/白
- 品種
- ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン
- 産地
- 2023年広島県三原市高坂町 ぶどう園Rocto
- 醸造元
- 瀬戸内醸造所
- アルコール分
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