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江戸時代の文献を参考に、当時の酒造りを再現した「Time Machine(タイムマシーン)」には、現代のオーソドックスな日本酒と比べて、驚異的な酸度、アミノ酸度、日本酒度になります。それもあって、しぼりたての段階ですでに、通常の造りの酒であれば5年から10年ものの古酒を思わせる、淡い琥珀色をしています。
新酒のときには、どこかみたらし団子を思わせる香りも時間とともに変化し、干しブドウ、イチジク、奈良漬けといった要素も加わって、複雑な香りの競演を楽しんでいただけます。
デザートは勿論、塩味の効いた料理とも良く合います。
※オリが下がることがありますが、風味や品質に影響はありません。
- タイプ
- 純米
- 原材料
- 米、米麹
- 原料米
- <兵庫県産>北錦
- 精米歩合
- 88%
- アルコール分
- -
- 日本酒度
- -44
- 酵母
- 無添加
- 酸度
- 3.8
- アミノ酸度
- -
【蔵元紹介】
木下酒造有限会社
京都府京丹後市久美浜町甲山
天保13年(西暦1842年)創業。5代、木下善兵衛氏が30町歩あった田圃から収穫した米を、裏山から懇々と湧き出る山水で酒造りを始めたそうです。6代、7代と木下善兵衛を襲名し、8代木下仙太郎、9代木下善一郎、10代木下寿一、そして現在は11代目木下善人が社長の役割を担っています。
「玉川」という名前の由来は、蔵のすぐ隣に川上谷川という川があり、玉砂利を敷き詰めたような清流であったそうで、当時、川や湖を神聖視する習慣もあり、玉(とてもきれいな)のような川というところから、「玉川」と命名されました。
16歳より48年に亘り木下酒造の酒造りを支えた中井杜氏亡き後、平成19年からは、イギリス人のフィリップ・ハーパー氏が杜氏を務めています。40代の若さながら酒造りの経験は20年を超え、家付き酵母を使った自然仕込みの山廃や、江戸時代の製法を再現した酒など、挑戦的な酒造りで、「玉川」の新たなファン層をつくりだしています。
新しい杜氏を迎えるとともに、新生・玉川の象徴として、「玉川」のロゴを、坂根克介氏による斬新で独創的なデザインに一新しました。今では通称「丸玉マーク」として広く親しまれています。