※店舗と在庫を共有しているため、在庫のある商品でも欠品している場合がございます。
※同業者の方や転売目的のご購入と思われるご注文はお受けできません。
御前酒 特上雄町プロジェクト 2019-2020
【蔵元コメント】
平成30年に史上初めて産出された「特上雄町」に、オール岡山で再び挑む『御前酒 特上雄町プロジェクト』。1 年目の挑戦であり出発点となる令和元年のヴィンテージが「御前酒 特等雄町 2.2」です。
雄町の栽培から収穫、酒造りと醗酵のプロセスに至るまで、酒米生産者と酒蔵の持てる技術と経験のすべてで「最良の選択」をしました。
至極の酒からは、その年のマスターピース(=最高傑作)というべき品格を感じていただけるはずです。
しかしそれは決して豪奢なものではありません。
人の手が介在した温もり、泥臭さや土の手触りまで、この日本酒を通してひとりでも多くの方々と分かち合えることを願っています。
―御前酒 特上雄町プロジェクト 2019-2020/1 年目の挑戦―
「瀬戸町雄町部会」を擁する岡山市東区(旧赤磐郡)瀬戸町のなかでも特級田と呼ぶに相応しい塩納地区。父子2代に亘り雄町栽培を手掛けてきた岡本岩男氏の圃場で1年目のプロジェクトが始まりました。
目標とする「特上」という等級だけでなく、これまでの「雄町を超える雄町」を求めるため、玄米選別のふるい目には新たに 2.2mm(従来の雄町は 2.1mm)を採用しました。
しかし収穫期目前での降雨が影響したのか、等級検査での格付けはまさかの「特等」。改めて自然を相手にする難しさと雄町に対する敬服の念を抱き、2 年目への決意とプロジェクトの継続を誓いました。
それでも 1 年目のプロジェクトによって収穫された玉のように美しい 2.2mmの大粒の雄町は、令和元年産雄町のなかでも無二の品質であることは間違いありません。ワンランク上の特等雄町での酒造りは、未だかつて経験したことのない素晴らしさでした。
―装い/総檜八角酒筒(そうひのきはっかくささづつ)―
酒と木には、深い繋がりがあります。
一説には、 鉋(かんな)の登場によって木材加工技術が飛躍的に向上したことで、木桶のような酒造りに使用される木製の道具が作られるようになったとされています。
この度の『御前酒 特上雄町プロジェクト』による最高峰が身に纏う素材にも、木を選びました。製作は真庭市で「木工房もものたね」を構える元井哲也・真由美ご夫妻に依頼しました。
銘を「総檜八角酒筒」とした木筒は、真庭産最高級柱材ヒノキを贅沢に使い、縁起の良い八角柱に削り出しています。
また元井氏には「地元木材を使用した木桶の復活」という大きな展望があります。
特上雄町プロジェクトを継続させていくことと並行し、御前酒と元井氏のクラフトマンシップをこれからもクロスオーバーさせていきます。
- タイプ
- 菩提酛純米大吟醸酒
- 原材料
- 米、米麹
- 原料米
- 岡山県瀬戸町塩納地区産 特別栽培米雄町(契約栽培田)100%
- 精米歩合
- 40%
- アルコール分
- 16度
- 日本酒度
- -
- 酵母
- 自社ブレンド
- 酸度
- -
- アミノ酸度
- -