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セミヨンらしさを表したスパークリングワイン
【ワイナリーコメント】
自社畑で栽培、収穫を行ったセミヨンを低温で発酵させ、その後瓶内二次発酵を行いました。
1本1本手作業でルミアージュ(瓶内の滓を瓶口に集める作業)を行い、デゴルジュマン(瓶口に集まった滓を取り除く作業)を行いました。
シャンパーニュと同様のとても手間のかかった製法によりキメの細かい泡となっており、セミヨンの持つ果実味や口当たりの厚みを感じることの出来るスパークリングワインです。
2021年ヴィンテージが2022年夏に香港で開催されたHONGKONG WASHU AWARDS 2022で最高賞のプラチナを受賞しています。
また、2022年ヴィンテージは広島G7サミットで提供されました。
【Vinoble Vineyard & Winery について】
三次市のある備北地域は盆地の形状により昼夜の温度差が大きく、赤ワイン用品種の色乗りや糖度の乗りが良くなる傾向があります。
一般的に広島県は温暖というイメージを持たれる方が多いと思いますが、備北地域は中国山地のほぼ中央に位置する山間部のため、夏でも比較的冷涼(特に夜は寒いくらい)な気候になります。
そのため特徴的なアロマを持つブドウ品種であるSauvignon blanc (ソーヴィニヨン・ブラン) やGewurztraminer (ゲヴュルツトラミネール) を植栽しており、ワインになった時に品種特性を引き出せると考えています。
ワイン用品種といわれる欧州系品種は、海外に見られるように一般的には垣根仕立で栽培されることが多いですが、当園では垣根仕立を行いつつも当地方に合った栽培方法を模索してきました。
その結果、生育期間(4月~10月)の雨量が多い事、収穫直前に秋雨前線にぶつかる事、台風による風雨などが挙げられ、地表面の湿度も高くなり病害の発生のリスクが高くなります。近年ではゲリラ豪雨や線状降水帯の発生など雨の降り方も変わってきました。
そのリスクを軽減するにはぶどうの房や葉に雨をあてない棚式栽培に雨除けのビニールを設置した栽培方法が合っていると確信しています。
ワイン通の方には、棚式なんて…と思われる方もおられるかもしれませんが、良い葡萄を得るための手段です。
わたしたちは土地に合った栽培方法を行い、健全なぶどうを収穫することこそがいいワインを造るためには重要だと考えています。
- タイプ
- スパークリング
- 品種
- セミヨン100%
- 産地
- 広島県 三次市
- アルコール分
- 12%