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キャンディーのような甘い香り・優しい甘みのロゼ・スパークリング!
【ワイナリーコメント】
広島県三次市内の農家木津田さんのマスカットベーリーAを使用。短時間スキンコンタクトを行い、白ワインと同様に搾汁し、ステンレスタンクで発酵後、瓶内二次発酵、デゴルジュマンを行いました。
マスカットベーリーAの特徴香であるキャンディーのような甘い香りと、やや甘みを感じる味わいがバランスの良いスパークリングワイン。
【Vinoble Vineyard & Winery について】
三次市のある備北地域は盆地の形状により昼夜の温度差が大きく、赤ワイン用品種の色乗りや糖度の乗りが良くなる傾向があります。
一般的に広島県は温暖というイメージを持たれる方が多いと思いますが、備北地域は中国山地のほぼ中央に位置する山間部のため、夏でも比較的冷涼(特に夜は寒いくらい)な気候になります。
そのため特徴的なアロマを持つブドウ品種であるSauvignon blanc (ソーヴィニヨン・ブラン) やGewurztraminer (ゲヴュルツトラミネール) を植栽しており、ワインになった時に品種特性を引き出せると考えています。
ワイン用品種といわれる欧州系品種は、海外に見られるように一般的には垣根仕立で栽培されることが多いですが、当園では垣根仕立を行いつつも当地方に合った栽培方法を模索してきました。
その結果、生育期間(4月~10月)の雨量が多い事、収穫直前に秋雨前線にぶつかる事、台風による風雨などが挙げられ、地表面の湿度も高くなり病害の発生のリスクが高くなります。近年ではゲリラ豪雨や線状降水帯の発生など雨の降り方も変わってきました。
そのリスクを軽減するにはぶどうの房や葉に雨をあてない棚式栽培に雨除けのビニールを設置した栽培方法が合っていると確信しています。
ワイン通の方には、棚式なんて…と思われる方もおられるかもしれませんが、良い葡萄を得るための手段です。
わたしたちは土地に合った栽培方法を行い、健全なぶどうを収穫することこそがいいワインを造るためには重要だと考えています。
- タイプ
- ロゼ スパークリング
- 品種
- マスカットベーリーA
- 産地
- 広島県 三次市
- アルコール分
- 12%