大山甚七商店は、1875年創業の約150年の歴史を持つ老舗焼酎蔵です。
前身は大山呉服店として江戸期に琉球との貿易を行っていました。1875年から焼酎の製造を開始。
一時期焼酎の製造を休業する窮地に陥りながらも2004年頃からの焼酎ブームの波にのり焼酎製造を再開。地元指宿市を中心に焼酎メーカーとして定着するも、ブームの衰退により販売数が減少。
大きな転機は、2017年現蔵元である六代目大山陽平氏が蔵に戻り、東京の酒類総合商社での経験を元に新しい蒸留酒の可能性を追求。
・クラフトジン「JIN7」
日本最古のハーブ園「開聞山麓香料園」さんとの出会いから「ジンの製造」が加速。
同じ鹿児島県内の「津貫蒸留所」「嘉之助蒸留所」にノウハウを教わり「JIN7」をリリース。
ファーストリリースの「JIN7 series00」は、東京ウィスキー&スピリッツコンペティション2020にて初出店ながら銀賞を受賞。
この他にも
・モダン焼酎ブランド「YAMADAICHI-山大一」
・日本No.1クラフトコーラ「伊良コーラ」との共同開発で「伊良コーラ酎」
・純国産のカシスリキュール「ACOU CACCIS」
など、様々なジャンルのお酒の製造に挑戦。若き六代目の感性を活かしリリースする商品はどれも注目を浴び、国内はもとより海外からの引き合いも増えています。
今後の商品リリースも楽しみな大注目の蒸留酒メーカーです。