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厚みや熟成感を感じながらも、フレッシュさも合わせもつワイン
【ワイナリーコメント】
このワインは、福井原産の2019年と2020年のリザーブ・ワインに、福井原産の2021年キュヴェをアッサンブラージュしてつくられています。熟成させた2019年のシャルドネのキュヴェ(厚みのある年)、香り高い2020年のFUKUIHARA blanc、そして2021年の酸の高いキュヴェをバランスよくブレンド、厚みや熟成感を感じながらも、フレッシュさも合わせもつワインとなりました。
・2019年キュヴェ→福井原産 契約栽培のシャルドネ主体(+ピノ・ノワールほか)
・2020年キュヴェ→福井原産 契約栽培のシャルドネに、遅摘した自社畠のリースリング、ゲヴェルツ他を混醸。
・2021年キュヴェ→福井原産のピノ・ノワール(白仕込)とシャルドネ(標高840m付近の自社区画)
全体的に、和の柑橘(伊予柑、夏ミカンなど)のニュアンスが色だけでなく香りや味わいに表れています。また、パイナップル、りんご、白桃やミネラルなどの香りとともに、酸が全体を引き締めています。流通や仕上がりを考慮し、瓶詰め時、亜硫酸を極少量(15ppm)使用しています。
- タイプ
- 白
- 品種
- 混醸品種:シャルドネ、ピノ・ノワール、リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン、ゲヴェルツトラミネール、ケルナー、シラー他
- 産地
- 高山村
- アルコール分
- 11.5度
【ワイナリー紹介】
ドメーヌ長谷(ドメーヌハセ)
長野県上高井郡高山村牧福井原
ドメーヌ長谷(合同会社Hikaru Farm)は、2017年設立の小さなワイナリーです。
長野県北部にある高山村の福井原地区の、北信五岳が見渡せる標高800mの素晴らしい風景の中に、約6haのぶどう畑他とワイナリーを構えています。「ドメーヌ」という名のとおり、自家栽培自家醸造を中心としたワインづくりを目指しています。
ドメーヌ長谷の目指すワインは、「心に響くワイン」で、そのためにあらゆることを実践。栽培では、なるべく混植をし(品種違いまたは異なるクローンを多数同じ畑に植栽する)、環境に負荷をかけない取り組みをし、野生酵母による自然なワインづくりを実践していますが、これらも理想のワインを実現するためです。
「美味しいワインは風景から」ということを常々考えており、この福井原という素晴らしい風景(微生物も含めた全体環境)に負荷をかけず、ぶどうが共生していくこと、そしてこの環境から産まれたといえるぶどうでワインをつくることが、この土地の素晴らしい力を反映させ、風景と同じように心に響くワインになると信じています。この土地風景の力を信じ、永続可能な農業としてのワインづくりを目指すワイナリーです。
ドメーヌ長谷 ワイナリー紹介文より