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古の奈良に伝わる技術を再現…油長酒造の新ブランド「水端」
風の森を醸す「油長酒造」には2つの銘柄があります。
1つ目は「風の森」ブランドでこれからも日本酒醸造技術の前衛を志す。
2つ目は「水端(みづはな)」ブランドで古典技術を再現、日本酒の源流を辿る。
【蔵元コメント】
私たち油長酒造は、風の森で日本酒の進化の担い手でありたいと思います。
しかし、その一方で私達が日本酒を造り続けてきた場所、奈良が深く関わる日本酒の歴史を知れば知るほど、その忘れ去られた古の技術によって醸された酒への興味が止みません。
水端(みづはな)、いよいよスタートです。
■水端の3つのルール
【1】大甕仕込み
【2】水端専用蔵享保蔵で醸す
【3】奈良に伝わる古典醸造法を参考
■室町時代の寺院醸造で用いられた3石の大甕を再現
信楽焼の窯元で8本の大甕を焼成
■水端専用蔵「享保蔵」
享保蔵では酒造りすべての工程を享保蔵のみで完結します。風の森醸造とは完全に切り離した独立した酒蔵です。
■奈良に伝わる古典醸造法
平城京出土の⽊簡、御酒之日記(寺院醸造)、興福寺多聞院日記(寺院醸造)
水端1355ではこれを参考に醸造。
現代日本では完全に忘れ去られた夏季醸造の技術で醸された稀有な日本酒です。
■水端の器について
甕で仕込んだお酒の魅⼒をより伝えるため、瓶ではなく陶器の容器でお届けしたいと思いま
した。割烹やレストランのカウンターの上でも映える美しい形を意識しています。伝統と歴
史を併せ持つ美濃焼の産地を尋ねて水端専用の陶器を作って頂きました。
■米、精米、仕込み水
水端では当時よりは磨いた精米歩合80%のお米を使用。
油長酒造に涌き出でる、金剛葛城山系の深層地下水(高度250mg/L前後)使用。
■テイスティングノート
色味はシャンパンゴールドのような濃い黄色。
香りは発酵した果実のような香りと、熟成みりんのような要素も。
そやし水由来の乳製品の香りと麹由来の木の香りも組み合わさり複雑。
暖かい時期の酒造りによって、発酵温度が30℃を超える為、糖化がより旺盛になり、液質はとろみがあり、米や米麹由来の甘みを強く感じる。
しかし、そやし水の酸がある上に、発酵温度が高く酸も多い為、後口はしっかりとキレが良い。
温度の上昇とともに、甘み旨みの要素が強くなり、強く濃厚な味わい。
■詳しくはこちら
※お一人様2本までとさせていただきます。
- タイプ
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- 原材料
- 米、米麹
- 原料米
- <奈良県産>秋津穂
- 精米歩合
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- アルコール分
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- 日本酒度
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- 酵母
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- 酸度
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- アミノ酸度
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