控え目ながら存在感もある印象

【ワイナリーコメント】
Rieslingを単一で仕込めるようになってから今回で3VT目となりました。
2021VTも2019・2020VT同様に華やかなアロマとカンキツを想わせるしっかりした酸が特徴です。
今後まだまだ良くなる可能性を秘めている品種ですが、現状はそのポテンシャルをわずかしか引き出せていません。
より熟度の高い状態で収穫できた時、唯一無二の個性を持ったワインになると信じています。
今後がとても楽しみな品種です。

〈テイスティング〉
微かに緑がかったレモンイエロー。
カンキツを中心とした爽やかな香りとマスカットや白い花を想わせる華やかな香り。
味わいはドライでしっかり目の酸が特徴です。
アタックからミドルにかけてシャープな印象で、アフターにはアロマと果実味が酸と共に穏やかに続きます。
控え目ながら存在感もある印象です。


（ご注意）
ワインを瓶詰する際にワインの旨味成分や香りを極力除去しないために極粗目のフィルターでろ過しております。
その結果、ワインの濁りや澱が瓶内に存在しています。
濁り、澱とも健康に影響を及ぼすものではございませんが、気になるようでしたら澱を一度舞わせて瓶を立てて激を沈殿させるかデカンタをご利用ください。

亜硫酸塩の添加を極力控えておりますので、稀に微発泡する可能性がございます。
また、ワイン抜栓時の温度や保管時の温度が高い場合にも微発泡する可能性がございますのでご注意ください。