辻本店創業220周年記念酒

【蔵元コメント】
―GOZENSHU 9(NINE)発売から 16年。培ったすべてを「GOZENSHU 9 NINE the Final」に―

【9の名前と意味】
９：清酒の概念を革新してゆく、女性杜氏を中心とした若い蔵人の数。
９：十分と思うことなく、常に「もう一つ上」を探求し続けるこころ。
９：数字の最上位＝いまの自分たちがつくりえる、この上ない味わい。

革新する清酒をコンセプトに、十分と思うことなく常に「もう一つ上」を探求し続けること16年。
さまざまな製法に挑戦し、試行錯誤を重ねて今の形があります。
いままで様々な形で支えて下さったみなさまへ、そして我々を成長させてくれたGOZENSHU 9(NINE)に感謝の気持ちを込めて造りました。

白ワインを彷彿とさせる果実の香り、蜜のような甘さと軽やかな酸味、13度とは思えないしっかりとしたボディ感、今までの御前酒に無い、未来を感じさせる味わいに仕上がりました。

次の時代へ想いをつなぐ―原料米はお父様から農業を引き継いだばかりの岡山県西大寺「夢ファーム」さんの雄町を使用。
仕込み作業も若手蔵人に携わってもらうことで、次世代へつなぐ“ものづくり”をイメージしながら形になっていくのはワクワクする体験でした。
BY4の造りで酸度が急上昇した「パラカゼイの贈り物」は、火入れをして寝かせている間も類まれなスピードで味わいを変え、私たち蔵人に菩提酛造りの新しい側面を見せてくれました。
こちらを敢えてエッセンスとして加えています。

辻本店創業220周年の節目でもある今年、集大成となるGOZENSHU 9NINE the Finalが多くの方にお届け出来ればありがたく存じます。
杜氏・辻麻衣子

※ノベルティとして数字の「９」をモチーフにしたアクリルチャーム付き（全9色）