酒は自然が醸すもの…伝統的な”生もと造り”
龍勢(りゅうせい)を醸す藤井酒造は、1863年(江戸時代末期文久三年)創業
穏やかな瀬戸内の海に面した『安芸の小京都』とも呼ばれる竹原に蔵はあります。
今も地下水を水道水として使用しているほど清冽な水に恵まれた土地であり、良質の仕込み水に恵まれた竹原の地を酒造りに適した土地と見極め酒造りをはじめました。
創業から醸されている銘柄「龍勢(りゅうせい)」は、日本で最初の品評会『第一回全国清酒品評会』で、栄えある最優秀第一位を受賞。日本一の栄誉に輝いた銘柄です。
純米酒のみを醸す全量純米にこだわり、酒は自然が醸すものをコンセプトに、伝統的な”生もと造り”に挑戦しています。
◆酒の特徴
食事と共に楽しむ食中酒です。
良質の原料米と水、丁寧な手仕事から生み出される酒は、しっかりとした存在感は残しながら、決して食の邪魔はしない。
まろやかな甘みと旨み。
爽やかな酸味、軽快な辛さ。
引き締め感のある渋みや苦み。
後口のキレと深い余韻。
相反するさまざまな要素が同居して、複雑で深みのある飲み飽きることのない味を造り上げます。
心に残るお酒を目指して
心に残るお酒を目指して
竹原で日本酒を造っている藤井酒造です。
飲みやすいお酒ではなく、心に残るお酒を目指して地域の文化・伝統を重んじながら、風土を映し出す味わいを探求しています。蔵付きの微生物を活用した生もと造りをはじめ持続可能な地元由来の味わいを目指しています。
地元農家と協力して、無農薬有機堆肥での米作りにも取り組んでいます。