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「協会1号酵母」×「玉川」のタッグ!
昨年試験的に1号酵母で醸したお酒がリリースされましたが、ハーパー杜氏が酒の仕上がりなどを大変気に入り、今年は酒米「雄町」を使用したお酒がリリースとなりました。
【蔵元コメント】
1号酵母で造「純米吟醸 雄町 無濾過生原酒」です。
2017BYに試験的に使用した"協会1号酵母"ですが醪のキレや酒の仕上がりの良さから杜氏が大変気に入り、1号酵母を使用した酒を継続して作っていきたいということから昨年度より「一号酵母シリーズ」を本格的にスタートさせました。
本酒造年度は飲み手、造り手にとっても人気の高い雄町米で造る一本です。
"協会9号"で造る「純米吟醸 雄町」と仕込み配合、醪の管理方法などは同じですが第一弾の強力、第二弾の祝とやや甘めに仕上げていたことから第三段は醪を切らせての上槽となっております。
醪の時から"ええ感じやで"と杜氏が自身を見せる一本。どのような仕上がりとなっているのか是非ご自身でお試しいただけたらと思います。
■<720ml>はこちら
- タイプ
- 純米吟醸
- 原材料
- 米、米麹
- 原料米
- 赤磐雄町
- 精米歩合
- 60%
- アルコール分
- 18度以上19度未満
- 日本酒度
- -
- 酵母
- 協会1号酵母
- 酸度
- -
- アミノ酸度
- -
【蔵元紹介】
木下酒造有限会社
京都府京丹後市久美浜町甲山
天保13年(西暦1842年)創業。5代、木下善兵衛氏が30町歩あった田圃から収穫した米を、裏山から懇々と湧き出る山水で酒造りを始めたそうです。6代、7代と木下善兵衛を襲名し、8代木下仙太郎、9代木下善一郎、10代木下寿一、そして現在は11代目木下善人が社長の役割を担っています。
「玉川」という名前の由来は、蔵のすぐ隣に川上谷川という川があり、玉砂利を敷き詰めたような清流であったそうで、当時、川や湖を神聖視する習慣もあり、玉(とてもきれいな)のような川というところから、「玉川」と命名されました。
16歳より48年に亘り木下酒造の酒造りを支えた中井杜氏亡き後、平成19年からは、イギリス人のフィリップ・ハーパー氏が杜氏を務めています。40代の若さながら酒造りの経験は20年を超え、家付き酵母を使った自然仕込みの山廃や、江戸時代の製法を再現した酒など、挑戦的な酒造りで、「玉川」の新たなファン層をつくりだしています。
新しい杜氏を迎えるとともに、新生・玉川の象徴として、「玉川」のロゴを、坂根克介氏による斬新で独創的なデザインに一新しました。今では通称「丸玉マーク」として広く親しまれています。